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森川歯科医院
〒530-0057
大阪市北区曽根崎1-4-6
新御堂筋ビル6F
TEL:06-6362-0336 |
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歯槽膿漏(歯周病)とはどんな病気ですか? |
歯槽膿漏(歯周病)とは、歯槽骨をとかしてしまう病気です。
元来、歯はこの歯槽骨に埋まっていますので、それが無くなると
歯がゆれて抜けてしまう事があります。
血が出る、腫れるは大きなサインです。歯が抜けてしまう前に
歯ブラシで治しましょう。
血が出る、恐いでは状態は良くなりません。 この出血は良くなる過程ですので傷つけない程度にしっかりして下さい。
もちろん、当院で患者様に合った歯ブラシ指導をします。 |
歯周病のイメージ |
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歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に食べかすが残っているとそれを栄養源として細菌が増殖し、歯垢(プラーク)という細菌の塊が歯の表面に付着します。これを放っておくとプラークは石のように硬い歯石になり、さらにプラークがつきやすくなります。プラークの中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯周ポケットをつくります。炎症が進んでポケットが深くなるとあごの骨の一部である歯槽骨が破壊されはじめます。 |
歯周病とはどのように進行しますか? |
プラークや歯周病を放っておくと、歯周病菌の影響で歯ぐきが赤く腫れてきます。
炎症が歯ぐきにとどまっている状態が「歯肉炎」です。炎症が進み歯周ポケットができるほどになると「歯周炎」と呼び、歯槽骨の吸収がはじまります。ポケットが深くなると歯槽骨の吸収が進み歯がぐらつきはじめます。歯根のほぼ全体が露出するほど歯槽骨が吸収されると、歯が自然に抜けてしまうこともあります。 |
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初期段階では自覚症状が
ないため気付くのが遅れます。 |
中等度になると化膿し
口臭がひどくなります。 |
歯周病は日本人が歯を
失う一番の原因です。 |
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プラークコントロールが治療の基本です。 |
原因となっているプラークを取り除く「プラークコントロール」が治療の基本です。
歯と歯の間は歯間ブラシ、もっと狭い隙間はデンタルフロスなどを補助器具として使います。歯みがきで取れない歯石は歯科医院で専用の器具を使って除去してもらいます。
重症になると外科手術が必要になることもあります。 |
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歯みがきの習慣と規則正しい生活が歯周病を予防してくれます。 |
食べたらみがくという習慣をつけることです。ポイントは正しいブラッシングでプラークを取り除き、歯周ポケットをつくらないことです。
また、不規則な食生活、偏食、喫煙などの生活習慣を改善することで抵抗力が高まり歯周病の悪化を防ぐことができます。 |
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歯科医院の専門家によるプラークコントロールをPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。歯科医師や歯科衛生士が行なうお口のクリーニングです。
歯の表面はつるつるになり、歯ブラシの届きにくい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間なども専用の器具で徹底的に清掃します。仕上げにフッ素を歯の表面に塗り、むし歯菌や歯周病菌から歯と歯ぐきを守ります。これで歯周病の進行を抑え、予防することができます。 |
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